『あしたのくぐる』

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くぐるは普通の男の子です。
そろそろ死のうと思っています。
死ぬ前に、会いに行きたい人がいます。
毎晩のように会うあの人のことです。

この本は、耽美系少年愛というテーマで作られました。
「どこが？」と首を傾げる人も、きっといると思います。
美に耽るってこういうことじゃないか、と考えながら書きました。
おんなじ感じ方の人も、きっといると思います。──いますよね？

100ページある本ですが、テキストの量は少ないです。
なので、全文をカバーに載せてしまいました。
それでも、1ページずつ読んでほしいなと思っています。
だから「絵のない絵本」と呼んでいます。

この本は2016年5月5日（木祝）に開催されるコミティア116で発売します。
合同出展のサークル名は「ナタリーはリナリアを愛でる」、サークルNo.は X06b です。

また、同日15:00より架空ストアの通販でお求めいただけます。
>>『あしたのくぐる』の販売ページはこちらです。

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