※この本はイベント頒布を終了いたしました
『一九九八年のキャッチボール』
【短編小説集/A5判/28ページ/200円】
言葉を音で理解できない時代、家族はどうやって関係するのだろう。
SFチックで少し不思議な小説を集めた、学生時代の自選集。

発行 2009年2月15日
作者 鳥獲(わたりさえこ)
印刷 コムフレックス


《目次》
 二つの穴が
   「温めますか」という言葉からそれは始まった。

   奇妙な水の力にのめりこんでいく男の行く末は。
 高速移動破壊
   透明人間になったら何をしますか?

   
 一九九八年のキャッチボール
   見知らぬ空の話を聞くのが病的に好きだった。

   本を通じて彼を知った。私は過去を思い返した。
 ポテトと献血
   ポテトはうまい。皿に山盛りのポテトならなおさらだ。

   男はなぜ一人でポテトを食い続けているのか。
 鈴木さんがいっぱい
   僕のクラスには三人の鈴木さんがいる。

   
 かたらずの歌
   言葉を音で理解できない者が大半を占める時代。

   絶対五十音感を持つ勝浦は、選択を迫られる。


▽本文サンプル▽



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